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スパイラル式熱交換器・化学機械プラント 設計・製作 溶接をコア技術として、各種圧力容器を製作しております。

スパイラル式熱交換器の特長・基本構造SPIRAL

スパイラル式熱交換器は、独特の形状がもたらす特性により優れた熱交換器として知られています

型式

1型 特徴 両流体が渦巻流となる型式です

① 完全向流

高温、低温流体が完全な向流となり、理想的な熱回収を実現します。

例えば温度条件の厳しい場合、多管式熱交換器は数基直列となりますが、スパイラル式熱交換器1型では、1基で対応が出来ます。

② 少ない汚れ・自己洗浄作用

スパイラル式熱交換器「汚れ」は極めて少なく、多管式熱交換器の数分の一になります。

汚れに強い理由

・理想的な流路

断面形状が均一で滞留部が少なく、理想的な流路です。

・自己洗浄作用

流路が単一であるため、自らの流速を増大させ、スケールを剥離させます。

・スラリー対応

沈降製の固形物を含む液にも対応できます。

2型 特徴 片方が軸流れ、片方が渦巻流となる型式です

① 圧力損失が低い

軸側流路は断面積が広く、通過距離が短いため、圧力損失がごく僅かとなります。
真空蒸気の凝縮に理想的です

② 流体同士を近づけることが可能

多管式熱交換器では難しい、狭い流路間隔に設定することが出来ます。
層流域の高粘度流体の加熱冷却に適しています。

最適設計

スパイラル式熱交換器の伝熱部は2枚の金属板を渦巻き状(スパイラル状)に巻き付けた矩形流路です。

スパイラル状の矩形流路は、多管式熱交換器の円管流路に比べ乱流を生じやすく、高い伝熱性能を得られます。

流路は伝熱板幅と板間隔(流路間隔)を自由に選択でき、プロセス条件、すなわち流量・圧力損失・温度条件に最も合致した最適設計が可能です。その結果、高温・低温流体共に最適な流動状態が得られます。

SH

容易な保守・点検

スパイラル式熱交換器のメンテナンスコストは、多管式熱交換器やプレート式熱交換器と比較して、はるかに少なくなります。

① 長期間連続運転

断面形状が均一であり、汚れや詰まりの原因となる滞留部がなく、理想的な流路です。

② 省力化

分解洗浄・点検は、本体カバーを外すことにより容易に行えます。また単一流路なので、分解せずに化学洗浄(薬液循環洗浄)に最適な熱交換器です。

コンパクト

① 設置面積

スパイラル式熱交換器は多管式熱交換器に比べ、設置面積が数分の一になります。

② コストダウン

据え付け工事、配管工事、工事用地などのイニシャルコストも節約できます。

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カタログモデル

バナースペース

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